ヒストリカルダンスとバレエ

 

10.古典クラシックとオペラ劇場でのヒストリカルダンス

 

ヒストリカルダンス(社交ダンス)とは ―

古典クラシックと現代のバレエの中に、鮮明な芸術的形象による

社会の性格描写を組み入れるような、バレエ公演の伝統的な要素です。

 

例えば、フランス革命を題材としたマルセイユの小説から創られた

バレエ作品「パリの炎」では ― ファランドーラ、カルマニョール、ブレ、サラバンド; 

ザハーロワの「バフチサライの泉」― ポロネーズとマズルカ; 

ラブロフスキーの「ロミオとジュリエット」― 貴族達の踊り(クッションを持つ踊り); 

グラズノフの「ライモンダ」― ロマネスク 等々が踊られています。

 

同様にオペラ作品の中では、「エヴゲーニー・オネーギン」

― вальс в два па(Waltz of two steps / Russian waltz)、ポロネーズ、エコセーズ; 

グリンカの「イヴァン・スサーニン」― 18世紀のポロネーズ、マズルカ、クラコビャック、

ワルツ; 「ドン・ジュアン」― M.プティパのメヌエット 等が踊られています。

 

衣装に合わせた動作、パートナーとの相互関係の特徴、エチケットのエピソード、

マナー・流儀、情動的-心理的な機嫌、拘束された又は自由な舞踊形式 ―

これら全て、それぞれの時代の社会的なプロセスの結果から生まれたものです。

 

その他に、ヒストリカルダンスの身振りの基本的な意図は、

舞台芸術のリアリズムの状況から、芸術的形象による具体化と舞台上での変換により、

いつでも、公演の舞台で表現されるイメージを基本としていました。

これは、バレエ・アーティストの育成をゆだねる未来のバレエ教師-振付が、

真剣に学ぶ必要のある学科だと定められています。

 

 

 

 


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